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お尻の奥には何がある?
6月末から7月はじめにかけて、銀座のヴァニラ画廊で、「春川ナミオ個展」が開催されるようですね。

'11/6/27 〜 7/9 春川ナミオ個展 「デカメロン」〜愛と欲望と心〜

↑の紹介文にこんなことが書かれています。

>よく聞かれるのはどうしてお尻を強調して描くのですか?
>豊満なお尻が好きだから………それだけです。

まあ、それはそうなんでしょうが、女性の豊満なお尻がどう好きなのか、もう少し詳しく知りたいと思うのは当然です。

『聖女の臀堂』のインタビューにこんなことを述べています。

>(お尻は、オッパイ=母のイメージとは違って)もっと高貴で神秘的なものです。お尻の奥には何があるんだっていう謎めいた場所。

「お尻の奥には何があるのか?」という興味が、「お尻愛」を支えているんですね。

それはよくわかります。

それでは、改めてこう問いかけてみましょう。
お尻の奥には本当に何があるのか?

簡単です。
お尻の穴があります。

でも、お尻の穴は興味の行き着く先ではありません。
性的な魅力の全てが、お尻の穴から発しているとは考えられませんから。

つまり、お尻の穴への興味は、「お尻の穴の奥には何があるのか?」という形に変形されて残ってしまうのです。

お尻の穴の奥には何があるのか?

直腸があり、その奥にはいろいろ内臓があります。

それでは内臓に究極のエロチシズムがあるかというと、そうではありませんね。
まあ、中には内臓にエロを感じる人もいるかもしれませんが、ほとんどの人は内臓にエロを感じないでしょう。
春川さんも感じないと思います。

つまり、豊満なお尻にエロチシズムを感じる、その理由の元をたどっていくと、いつの間にか、エロとは関係ない場所に出てしまうのです。

これって、どういうこと?
SMにおける「プレイ」は、「言葉」だと思うのです。
鞭打ちでも、人間便器でも、何でも同じだと思います。
つまり、あなたを愛しています、お慕いしています、というメッセージを伝える言葉です。

「あなたを深く深くお慕いしているからこそ、あなたの鞭でさえも喜んで受け入れます」
「あなたをこの上なく大切に思っているからこそ、あなたの排泄物でさえも私にとっては尊い物になるのです」

私はSM的行為が言葉であることを、いつも意識しています。

マゾヒストの中には、そうでない人もいることでしょう。
ただ鞭で打たれることが好き、ただ女性の排泄物が好き、というような。
それは本質的には、マゾヒズムというよりフェティシズムだと思います。
もちろんマゾヒズムが良くてフェティシズムが悪いということは、全くありません。
どちらも価値としては同等です。
もしかすると、そういう人の中にも、元々はマゾヒズムがあったのだけれども、ある時期にある「形」が条件づけられ固着したのかな、とも思います。
もっともマゾヒズム自体がある種の固着を含んでいるので、その意味ではむしろ「フェティシズムがマゾヒズムを含んでいる」と考えることができるのかもしれません。
けれども、そうなると議論が混乱してくるので、とりあえず、メッセージ性を保持したものをマゾヒズムと呼び、そうでないものをフェティシズムと呼んでおくことにしましょう。

私の中にあるのは、その意味のマゾヒズムです。
マゾヒストとしての行為は全て、愛する女性に対する「言葉」のつもりです。

これは一つの思考実験と思っていただきたいのですが、
ある男とある女とが性的な関係にある、とお思いください。

男はマゾヒストでしたが、女との関係はノーマルな形から始まりました。
二人の間の人間的な信頼関係が深まるとともに、男は少しずつ自らのマゾヒズムについて告白するようになりました。
彼女はそのことを受け容れ、やがて男にクンニをさせたり、おしっこを飲ませたりするようになりました。
主従関係を結んだわけではなく、あくまでもベースはノーマルな関係の中で、そういうこともするようになったということです。

男は女を愛していましたが、彼女の中に、性格の悪さ、というと言い過ぎですが、ある種の人間的な幅の狭さというようなものを感じていました。
例えば、日常的な文脈の中で彼女が何かについて話すとき、ことさらに嫌な言い方をすることがあるのです。
それは自分に対して何かを言うときだけではありません。第三者に対してもです。
相手の立場に配慮することなく、かつ言葉を忖度することなく話して、相手を嫌な気持ちにさせることがときどきあったのです。
「私って、はっきり物を言うから、よく喧嘩になってしまうの」
と彼女は言ったことがありましたが、それはきっと彼女の物言いが原因だろうと男には想像がつきました。
はっきり物を言うからではなく、言葉を忖度する心の余裕がないから喧嘩になってしまうのです。
「そういう考えもあるかもしれないけど、私はこう思うわ」
というような言い方をしてくれたら、もっと楽しく会話できるのに・・・と思うことがよくありました。

彼女のそういう部分に触れたとき、男は、彼女に対する思いが幻滅しかかるのを意識せざるを得ませんでした。
ところが男は、幻滅を阻止するある方法を発明しました。
それは、自分に向けられた彼女のそういう言葉を、心の中で一種の「責め」として受けとめることでした。
一種のメンタル・テクニックです。
ブルーチーズでも、阪神タイガースでも、柳原可奈子でも、何の話題でもいいのですが、彼が好きだったり一定の評価をしているものを、彼女は一言のもとに切り捨て、罵るのです。
それによって、彼女に味わわされる嫌な気持ちやみじめさは、変態的メンタル・テクニックによって、甘く切ないものに反転してしまうのでした。
マゾヒストとは何としぶとい、タチの悪いものなのでしょう。

そういうわけで、二人の関係はある種の均衡状態にあって、安定していました。
デートの際は、クンニや飲尿がつきものになりました。
男は彼女のおしっこを飲むことで「愛しています」と伝えているつもりでした。

ところがあるとき、何気ない会話の中で、SM行為が言葉であるということを、彼女が全く理解していないことが判明したのです。
「私のおしっこまで飲んで、本当に私が好きなのね」と感じてもらっていると思っていたのですが、実際には、「おしっこを飲むのが好きだというから、本当は嫌なのだけれども、好意で飲ませていた」だけなのでした。
「あなたのおしっこが飲めるほど、あなたを愛しています」という言葉は、彼女には伝わっていませんでした。

それは男にとって、二つの意味でショックでした。
一つは、自分の「愛の言葉」が彼女に全く届いていなかったこと。
もう一つは、その裏返しですが、彼女はおしっこを飲ませることにある種の悦び(愛される悦び、支配する悦び…)を感じていたのではなく、むしろ自分のために嫌々ながらそれをしてくれていたということ。
飲尿プレイは、男から女への奉仕ではなく、女から男への奉仕だったのです。

本当は彼女に嫌なことをさせていたのだということは、男を打ちのめしました。
二人の淡い femdom 的関係を、彼女は楽しんでくれていると思っていたのですが、実際はそうではなかったのです。
今まで自分がしてきたことが、ガラガラと音を立てて崩れたように感じました。

100%ではないにしても何%かは、彼女は「ご主人様」であり、自分は彼女の「奴隷」だと思っていましたが、そうではありませんでした。
彼女はご主人様ではなかった。
支配者ではなかった。
すると、妙なことが起こりました。
例のある種の人間的狭量と感じていたものが、反転をやめて復活したのです。
彼女の嫌な物言いは、甘く切ないものに反転することなく、そのまま嫌な物言いと感じられるようになりました。

自分がマゾヒストとして、奴隷として、発したつもりになっていた言葉は、実はどこにも届いていなかった。
おしっこを飲んだり、お尻の穴を舐めたり、足の裏を舐めたり、土下座して爪先にキスしたりしたことを、彼女はどんな気持ちで受けとめていたのだろう・・・?
さぞかし気持ち悪い思いをしていたのではないか・・・。
男は大きな無力感に襲われました。
と同時に彼は、自分がこれまでやってきたことが、とても恥ずかしく感じられるようになってしまいました。

男は関係を解消しました。
そうするしかなかったのです。
彼女は悪くありません。
むしろ男のために、男の変態行為を受け容れたのです。
それは彼女の好意であり、感謝こそすれ非難されるべき筋合いのものではありません。
マゾ男の身勝手といわれれば、その通りかもしれません。
たしかに彼女から見たら、SMができないから別れた身勝手な男にしか見えないでしょう。
でも、違うのです。

一つには、彼女の言葉が反転をやめたことがあります。
端的にいえば、幻滅を感じ始めたのです。
しかしそれは、どちらかといえば枝葉の理由です。
もっと重要なことは・・・。

男にとってみれば、彼女にS気がないとわかった以上、その前でマゾヒストを演ずることはできません。
それは彼女にやりたくないことを強要することになりますし、「言葉」を共有しない、ノーマルなまなざしの前での変態行為は、もはや不可能だからです。
かといって、一度マゾヒズムをカミングアウトしてしまった以上、かつてのノーマルな関係に戻ることも、もうできないのです。
彼のマゾヒズムは着地点を失いました。
ピストルを構えたものの、どこに向かって撃つこともできない、というような気持ちでした。
だからといって、ピストルを下ろすことも、もうできないのです。
行くことも、戻ることもできない。
彼は閉塞感に囚われました。
だから、彼には関係を解消する以外になかったのです。

さて、先に述べたようにこれは一つの思考実験です。
私の身に現実に起きたことだと短絡しないでください。
かといって、全て机上でつくりあげた絵空事とも違います。
実のことを言うと、私の友人の話をもとにしてふくらませたものです。
ですから、こういうことは現実にいくらでも起こり得ると思います。

このことがあった後、彼は鬱状態に陥りました。
自分のマゾヒズムを、なにか後ろめたいことのように思うようになってしまいました。
彼は数ヶ月後に自殺しました。

自殺の本当の理由を知っているのは、たぶん私だけです。


豊満美女1-1
外国の豊満美女を二人発見しました。
お名前はわかりません。
豊満美女1-2
ちょっと見、鞭に見えますが実はメジャー(^_^;)。
表情がたまりません。

※アップしてから気がつきましたが、過去に3度登場していました。
http://gomimusi.dtiblog.com/blog-entry-328.html
http://gomimusi.dtiblog.com/blog-entry-360.html
http://gomimusi.dtiblog.com/blog-entry-371.html

豊満美女2-1
もうお一人。
この方もお名前がわかりません。
なんとも優しそうな美女です。
豊満美女2-2
これだけ美人で、このお体。
私生活ではさぞかしモテモテでしょうネ。
豊満熟女女王様
春川ナミオさんのこの画のモデルと言われても、
少しも違和感のない素敵な熟女様発見。↓

http://imgbbs1.artemisweb.jp/4/reonald911s/img/l1304583513_005475_000001.html

 純子はいらいらしていた。
(まったくこんな日に限ってなぜ……)
 予定では正之は十時に来るはずだった。それがもう十一時半だ。もちろん遅れるというメールは届いていた。だが、だからといって今日の遅刻が許せるわけではない。
(今日はいつもと違うんだから)
 正之にとって今日は特別な日だったが、それは純子にとっても同じだった。
(今日は特別の日。だって正之を調教する最後の日なんだから)
 純子にとって正之は、十年間調教しつづけた奴隷であった。
 十年も同じ男を奴隷として飼いつづけたことは、今までになかった。もしかすると、これからもないかもしれない。しかもその十年のうち、ほんの一時期ほかの奴隷を飼ったことはあるものの、ほとんどの期間は正之を唯一の奴隷としていたのだ。いわばほぼ完全に一対一の主従関係を続けてきたのである。これは自分でも信じられないことだった。
 いうまでもないことだが、正之がその間、自分以外の女に二重に仕えたということはあり得ない。一般でいう浮気というやつだ。
(浮気なんてあり得ない。それは正之の態度を見ていれば一目瞭然だわ。それに精神的にも、時間的にも、アイツにそんな余裕なんてなかったはずだもの)
 メールの着信が鳴った。「あと十分で着きます」。
 正之と初めて会ったとき、純子は二十九歳だった。正之は六つ下の二十三歳。あたりまえだが、今は二人とも十歳ずつ年を重ねている。
(あのとき正之は、まだ初々しい新人サラリーマンだった。明るくて、さわやかで、若さが輝いていたわ)
 純子はグラフィックデザイナーとして正之の会社の広告や広報誌を担当していた。そこで二人は知り合った。
 あるとき、仕事を終えてからみんなでワイワイとやった。やがて二人で飲みに行くようになり、そして、なるようになった。
 はじめは純子がリードしていたものの、ノーマルな男女関係だった。それが半年後には主従関係に変わっていた。きっかけは特になかった。自然にそうなっていったのだ。
(タイムリミットは明日の夜、七時半か。こうしている間にも、時間はどんどん減ってしまうわ)
 十分の時間が純子にはとても長く感じられた。

 純子と正之の関係は、主人と奴隷だ。主人は何をしても自由であり、奴隷は所有物の一つに過ぎない。だから、正之のほかに何匹奴隷をもとうと自由なのだが、実際には正之を唯一の奴隷にしていた。それには、やはり理由があった。
 といっても複雑な話ではない。要するに気に入っていたのだ。
 正之にはほかの奴隷にはない魅力があった。それは、一途さと一生懸命さだった。
 命令されたことは、とにかく全力で果たそうとする。その一途な真剣さに、純子は惹かれていた。いや、もっとはっきりいえば、女心を鷲掴みにされていたのだ。
 命令はうまく果たせるときもあれば、そうでないときもある。うまく果たせないときは、当然のことながら叱る。厳しい罰を与える。その罰にも、正之は真剣に立ち向かおうとする。けっして逃げようとしないのだ。
 どんな理由だったかすっかり忘れてしまったが、たぶん些細なことだったと思う。罰として一本鞭を連打したことがあった。
 純子はいつも鞭を力いっぱい打つ。優しく打ったのでは鞭の意味がない、と彼女は思っているからだ。
 一度打ったところに、重ねるように同じ場所に打つ。傷口を鞭打つわけだから、痛みは打つたびに倍になる。
 いったい何発打ったのかわからないぐらい打った。皮膚は裂け、全身に血がにじんだ。それでも容赦しなかった。
 ものすごくつらい思いに耐えていることが、純子には手にとるようにわかる。それでも打った。おそらく気絶する寸前だったろう。ようやく気が済んで打つのをやめた。
 正之が極限まで張りつめていた気持ちを、ふっと弛めたのがわかった。そうして気持ちが解放されて、ようやく目の奥から涙が溢れてきたらしい。
 純子は、瀕死の正之を風呂場に入れ、土下座させた。そして、「薬をつけてあげるわ」と、傷口に小便を浴びせたのだった。
(私ってなんてひどいことをする女なのかしら)
 と思ったが、全身に小便を浴びた正之は、涙を浮かべた目で純子を見上げてこう言ったのだった。
「……あ、ありがとうございます……や、やさしい純子様……」
(なんてバカな男なの。この目だわ。純粋で、混じり気のない目。もっともっといじめたくなる目。この目で見られると、胸がキュンと締めつけられてしまうじゃないの)
 もちろん自分が正之に惹かれていることは、表面には少しも出さなかった。
 そんなことは支配者としてのプライドが許さない。それに、それが正之に知られたら、正之は慢心してしまう。
(慢心した奴隷なんて奴隷じゃないわ。そうなったら捨てるしかないもの)

 二人が主従関係を結んだとき、一つだけ約束したことがあった。
 それは、どちらかが結婚したり転勤したりして、会えなくなったときは、きれいに関係を解消すること。気持ちよく相手を祝福して、一切後に引きずらないこと。
(忘れもしない、あれは初めて正之を「奴隷」と呼んだ日のことだったわ)
「それじゃあ、本当に私の奴隷になるのね」
「はい。純子さんの奴隷にしていただきたいのです」
「女の奴隷になるということがどういうことか、わかってるの?」
「………」
「遊びじゃないのよ」
「はい、遊びじゃありません」
「奴隷になったら、お前が何をしたいかなんて関係なくなるの」
「はい」
「お前自身の欲望をすべて捨てられる?」
「はい、捨てます」
「お前の苦しむ姿が見たいって言ったら?」
「喜んで苦しみます。どんな苦しみでも受け入れます」
「お前は欲望を捨てて苦しむだけ。それでお前には何の得があるの?」
「私の苦しみを見て純子様が少しでも楽しんでくださったら、それが私の歓びです」
「今ならまだ引き返せるわよ」
「引き返しません」
「本気ね」
「本気です」
 純子は少し考えた。正之は迷いのない目をしていた。その後も純子の心を捉えてはなさない、あの目だった。
(このまま突っ走っていくこともできる。だけど、少しだけ冷静さを取り戻しておいたほうがいいと思う)
 そう考えて、純子はこう言った。
「わかったわ。今日からお前は私の奴隷よ」
「あ、ありがとうございます!」
「待って。その前に一つ約束しましょう。椅子に座って」
 純子は床に這いつくばっている正之を、自分と同じ高さの椅子に座らせた。
「奴隷になる前のあなたと、大事な約束をしたいの」
「はい」
「それはね、私たちのこの関係はあくまでも“裏”の関係だということ。“表”の生活には影響を与えないことが大事だと思うの」
「はい、わかります」
「だから、表でこの関係が続けられなくなるようなことが起きたら……たとえば結婚するとか、転勤になるとかね、そういうことになったら、きれいさっぱり別れること。どう?」
「……結婚、ということは、結婚相手を見つけるのは自由……ということですか?」
「そういうことね。あなたに素敵なフィアンセが見つかったら、気持ちよく祝福してきれいに別れてあげる。逆に、私が誰かと結婚することになったら、引きずらずにさっぱりと別れること」
 正之に異存はなかった。
「はい、わかりました。約束します」
「いい子ね。これは私たちのあいだの憲法よ。けっして忘れないこと。そして、何があっても厳守すること。私もきちんと守るわ」
「はい、誓います」
「それじゃあ、あなたに最後のキスをしてあげる。キスが終わった瞬間から、もうあなたは人間じゃなくなるの。奴隷になるのよ」
「は、はい」
「いい? 人間に別れを告げる覚悟はできた?」
「……は、はい。できました」
 正之は目をつぶった。
 純子は正之の首を両手にとって、そっと顔を近づけた。
 正之の鼻と口に、やさしく息を吹きかけた。
 純子の息を、正之はうっとりと吸い込んだ。
 唇が触れる。
 触れたまま感触を楽しむ。
 そのまま押しつけた。
 正之はされるがままになっている。
 舌は差し入れなかった。そのかわり唾液を注ぎ込んだ。
 正之はもう忘我の境地に入っている。
(ふふふ。まるで天国にいるような顔をしているわ。たっぷりと楽しみなさい。これから地獄を味わうんだから)
 どのぐらいの時間が経ったのか、純子にもわからなかった。
 純子は唇を離した。そして、まだうっとりと目をつぶっている正之の頬を、力まかせに張った。
 バシンッ!
 あわてて正之は床に這いつくばった。
 こうして二人の新しい関係が始まったのだった。

 ドアホーンが鳴った。
(やっと来たわ)
 最後の祭りが、これから始まるのだ。

(つづく)
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