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苦痛も悦びも御心のままに
前回、支配的女性のタイプとして、悦びを授受するYタイプと、苦痛を授受するKタイプとがあると述べました。

これに対応する形で、奴隷の側にもYタイプとKタイプとがあることも述べました。ご主人様の命令を、悦びとして受けとめるのがYタイプ、苦痛として受けとめるのがKタイプでした。

そして、奴隷がどちらのタイプになるかは、具体的なご主人様の下で自然と形成されてゆくもので、自分で積極的に選択するような性質のものではない、というのが私の考えです。

さて、実際の主従関係の場を観察してみると、紀子さんも前回のコメントでおっしゃっているように、ご主人様は奴隷に対してご褒美を与えたり罰を与えたりします。つまり、悦びを与えたり苦痛を与えたりするわけです。

してみると、Yタイプ・Kタイプというのは、支配的女性のタイプ、奴隷のタイプであるほかに、個々の命令・服従の性質を表すものでもあるということになります。

もう一度整理しておきます。

 Yタイプの命令・服従
  命令の形式:ご褒美
  授受する物:悦び
  苦痛と悦び:同ステージ、苦痛を悦びに変換

 Kタイプの命令・服従
  命令の形式:罰
  授受する物:苦痛
  苦痛と悦び:異ステージ、苦痛の奥に悦び

これはいわば理念型であり、実際の場面においては、この二つの要素は画然と区別しにくいかもしれません。例えば、ご褒美として命令(例えば食便)が下されたにもかかわらず、奴隷において未だ苦痛を悦びに変換できていない状態というのは、むしろ普通のことかもしれません。

マゾヒズムにおける本質的な矛盾である「苦痛と快楽との共存」については、以前から興味を持っていましたが、この二つの理念型を抽出できたことで、私の中ではかなり整理できたように思います。

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