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次はBさんの場合。

Bさん:幼少期から、男は汚いものとの固定観念があり、徹底的に汚したいという願望を持っている。

Bさんのケースと、それからKさんのケースも、私はマゾヒストとして共感することができないので、想像力を働かせて何かを言うことができません。

ただ、Bさんの願望は、femdom(女性支配)ということとは全く違うものでしょうね。
(サディズムという言葉は、文脈によってかなり広い範囲のことを指すので、混乱の元になりかねません。ですからここは、女性支配という言葉で考えた方がよいと思います。)

ここには「愛する」「一体化する」という要素がありません。
言葉を受けとめる限り、ただ一方的に「汚したい」と思っているだけのようです。

したがって、マゾヒスト諸氏がBさんに近づいていくのは危険だと思います。

逆にいえば、Bさんが自身の願望を満たす可能性は現実問題として極めて小さい。
Bさんの悩みはそれだけ深いとも言えます。

やはりここは、専門医やカウンセラーに相談するなどして、「男は汚れたもの」というコンプレックス(執着)そのものを解消していく方向に歩き出すのがよいのではないでしょうか。

Bさんのコンプレックスがどこから来ているのか、もちろん私にはわかりません。
ことによると幼少期の何らかの体験が原因かも……などと、ちょっと想像力を刺激されますが、それは文学とか漫画(『サイコドクター』!)の話ですね。

強迫神経症の中に不潔恐怖というのがありますが、その一種かなとも思います。
あくまでも素人考えですが。

それで気になるのは、作家で精神科医のなだいなだがエッセイで、不潔恐怖がナチスの残虐な行為を支えていたのではないか、と書いていることです(「きれい好きな殺人者の手」〜『人間、この非人間的なもの』所収 ←この本はお薦めです)。

もちろん不潔恐怖をもった人がすべて殺人者になるわけではありませんが、「他人は汚れている」という認識が、「自分とは違う存在なのだ」→「人間ではない」という具合に連鎖していき、極端な場合にはホロコーストを引き起こす、ということはあり得るのではないかと思います。

Bさんがそうだ、と言っているわけではもちろんありません。
ただ、Bさんの投稿の中に自省的な言葉がないことが、ほんの少し気になります。
もっともマゾサイトへの投稿だったので、偽悪的に書いただけかもしれませんけれど。
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